ご提案特集 | 有限会社クリアライズ

クリアライズより、皆様へ農業に関するご提案です。

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Vol.20 安定供給、安全、おいしさを特に追究しています。

茨城 八千代町 代表生産者 北野一三

台風の被害を受けない工夫。

私のこだわりは、途中で絶対に欠品しないこと。これが一番です。

3年前、台風被害がひどくて野菜の市場価格が高騰したときも、私の畑はほとんど被害をださず、契約どおりに納品してお客様から感謝状をいただいたことがありました。どんなに価格が高騰しても、市場への横流しはしません。安定供給が、私の最大のポリシーだからです。

私は基本に忠実にやっているに過ぎません。まず畑は(土の)ベッドを高くして、大雨でも被害が出ないようにしています。この土地では10センチ以上高くすれば、まず大丈夫です。

畑には軽い傾斜を作り、低い部分には排水用に土を掘っておきます。そこに水が流れこみますので、周りの畑で大雨の被害があっても、私の畑は大丈夫です。台風の被害がまったくでなかったのは、他の農家に先駆けて全面マルチに切り替えたことも大きな要因でした。

トンネルは、太い資材を使って頑丈に作ります。こうしておけば強風の被害をまず受けなくてすむからです。それでも大風や台風の時には畑を巡回して、万一の場合に備えます。

きめ細かな管理が安定供給の王道。

欠品を出さないためには、種をまく時期も大事です。

種まきはどんなに面倒でも、細かくやります。

往々にして面倒なので指定された日に蒔かないで、1、2度でまとめて種を蒔いてしまう農家もあるのですが、それをすると一度に生育するので欠品や品質の劣化が生じます。私は12回に分けて、ほぼ一週間ごとに種を蒔きます。

今年は1月3日に第一回目を蒔きました。寒いときは蒔く間隔を短めにし、暖かくなると長めにします。出荷日から逆算して、冬は40日前には種を蒔くのが基本です。

苗の段階での管理では、水分の調整が大切です。特に夏は水がかれないように注意します。

こうして基本に忠実な仕事に徹することにで、これまで一度も欠品はありませんでした。

おいしさの秘密はミネラルです。

安全面では、農薬を極力減らしています。育苗期に予防的に粒剤をまいておけば、春はそれだけで事足りますし、夏でも初期の予防的な散布のみで、ほぼ大丈夫です。天候の具合を見て、虫や病気の発生を予知して撒くのですが、大体予想通りです。

もう一つのこだわりは味です。その秘密は有機肥料とミネラル分豊富な特殊資材のおかげです。私のバタビアロゼとサニー(リーフ系の赤いレタス)は色が鮮やかでつやがよく、やわらかくて箱詰めの際にもほとんど葉が折れませんが、何より味がいいのです。

リーフ系レタスと白菜との輪作ですが、白菜のときに有機肥料をふんだんに使いますので、バタビアロゼやサニーを作っても味と生育がまったく違います。 

また土の酸性予防のために、私は有機リンとミネラル豊富な特殊資材を使います。有機リンで野菜は吸収がよくなり根をよく張ります。特殊資材は石灰のかわりです。これはサンゴから作るのですが、安い石灰に比べると7倍もの値段がします。しかしこれを使うと実においしいのです。

高価なので、これを使う農家はほとんどないのですが、病気予防にもなります。これを田んぼにふると、くず米がなく、倒れる稲がでない、おいしい米ができます。

私の畑のサニーもバタビアロゼも、近所の農家から「わぁー、おいしい」とびっくりされました。

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