ご提案特集 | 有限会社クリアライズ
クリアライズより、皆様へ農業に関するご提案です。
クリアライズより、皆様へ農業に関するご提案です。
Editor:茨城 境 代表生産者 稲垣 景

肥料は季節ごと畑ごとに全部使い分けます。
私は肩の力を抜いて作っています。現在は農業が一種のファッションになってきている時代ですが、私は食べるために農業をしている人間として、肩の力を抜くように心がけています。
有機肥料100パーセントに取り組んだ時期もありますが、有機栽培にもいい面と悪い面があることがわかりました。たとえば土が乾きすぎると、マルチの中で有機成分が分解せず、野菜が伸びていきません。その点、化学肥料は安定した収穫が可能です。寒い時期は有機肥料100パーセントより化学肥料を30〜50パーセント入れるのがベストで、暑い時期は有機肥料100パーセントでいける場合もあります。時期と畑によって、全部割合を変えています。同じ畑でも真ん中と角地では入れ方を変えています。毎年の畑ごとの作柄を覚えているので、微調整しているのです。
肥料のやり方は、最初は元肥をすくなくして根をよく張らせるようにします。生育状況を見ながら、遅くなりすぎないように追肥をしてゆきます。液肥で追っていきます。秋は特に定植の時が暑く、土中に肥料成分が十分あるので元肥は入れません。そして最高気温が24度以下になると、液肥で追っていきます。害虫防除のたびにロメインの伸びを見て、入れ方を調整します。最終的には出荷時期を聞いて、それに応じて肥料を入れる時期を決めます。

有機肥料は30年間つづけてきました。
商品としてベストのものをベストの時期に作り出すために、いつも方法を考えています。「できない」じゃなくて「なんとかやろう」がモットーです。
土作りでは、堆肥を父親の代から30年以上施肥してきました。そして有機100パーセントの肥料を使ってきました。7年前からは毎年土壌診断して、土の中の余分な養分はやらないようにしています。その結果、畑は確実によくなりました。作柄がよくなり病気が出にくくなりました。

また連作障害を防ぐために、イネ科(ソルゴ、マルチ麦)を間に入れ、キク科(ロメイン)→イネ科→キク科(ロメイン)と輪作をしています。昔からの当たり前のやり方を当たり前にしていれば、連作障害は出ません。
現在、ロメインの品種は潟^キイ種苗のコスレタスを使っています。どんな作物でも品種によって長所短所があるので、自分ですべて試さないと、業者の方の説明だけでは不安が残ります。作って初めてわかることがあるので、採用する品種は冷静かつ慎重に決めることにしています。
私は、もっとよいものはないか。もっとよい方法があるんじゃないか。もっとよくならないかと、いつも模索しています。どんなものも絶対じゃないはずです。だからつねにもっとよいものを求めていく。それが私のポリシーです。